2021.01.29 18:12上演に際して(公演パンフレットより)上演に際して2019年の秋にみんぱくで開催された「驚異と怪異」、展示の質も量もすさまじく、わたしは夢中になっていた。展示の最後のあたりで人魚や河童のミイラがショーケースの中に現れ、わたしは人魚も河童もこの世にいるのだと思い込んだ。ああ、いるのだ、と。頭は猿の頭蓋骨で、尻尾の方は爬虫類の遺骸で、それらをくっつけたまがいものだと頭ではわかっていても。そんなはなしをきたさんにしたら大笑いされた。きたさん...
2021.01.21 13:41kiyamaina vol.8「情景を踊る」を終えて2週間が経過しました。幸い感染者の報告はありませんでした。あらためまして、みなさまの感染防止へのご協力に感謝申し上げます。個人的な話になりますが、1月14日に入院、15日に手術をしました。以前から検査していた子宮頸部の病状がよくなく、自然治癒は見込めないとのことで、いよいよ切除となりました。幸い公演後に手術する予定を組むことができましたが、みなさんご存知の通り現在の医療を取り巻く状況は厳しいものがあり、「もしも今、自分...
2021.01.11 11:57終演いたしました。多謝!!kiyamania vol.8「情景を踊る」無事終演しました。ありがとうございました。引き続き開催から2週間、経過を見守っていきます。今回の公演も、前回の「日常を切り取る」同様に緊急事態宣言の直前での開催となりました。先行きが見えない中での準備でした。kiyamaniaは小さい催しです。発話もありません。けれどもやっぱり、人が集うとなると気を遣いますし、来ていただく方々にもご配慮いただきました。作...
2021.01.06 00:55本日本日、kiyamania vol.8 「情景を踊る」を開催いたします。ご来場に際し、いくつかお願いがございます。・開場:18:30/開演:19:30開場は開演の1時間前となっております。*飲食は開演前にお願いいたします。上演中のオーダーはできません。了承ください。・上演時間は約75分(20:45終演)となっております。*なお、京都府から営業時間を21時迄とする協力要請がありました。ご理解、ご協力を...
2021.01.01 07:10あけましておめでとうございます昨年末は29日にアバンギルドにてgoto dance、踊り納めました。駅伝のようなダンスの時間でした。2時間半があっという間。笑いあり、恍惚としたり、のたうったり。ダンスのあれこれが詰まっていた。わたしにとっては遠藤くんとの初共演、なぜか初コントとなり、翌日は全身むち打ち状態でした。とくに首が痛かった。からだ張ってのコント、またいつか!遠藤くん、ありがとう!!翌日30日、同じくgoto dance...
2020.12.26 17:29インタビュー記事、公開しました京都の舞台人にインタビューしている高橋良明さんの企画、「頭を下げれば大丈夫」の記事が公開されました。kiyamania vol.8「情景を踊る」についても対談しています。ぜひご一読ください☆
2020.12.26 09:21稽古納め今年最後の稽古を終えたら心にぽっかり穴が空いてしまったようになって、まだまだこれから本番まで二週間あるんだから、やることは山積みなのに、やっぱり踊る時間ははかない。昨日の稽古もあっという間に終わってしまった。この一週間はひたすらきたさんとのduoを通していた。踊りながら音のことや動きの速度のことをきたさんは的確に拾い上げてフィードバックしてくれる。わたしは速度を上げていくギアチェンジがうまくいかな...
2020.12.16 14:46音について/型について情景を踊る、の情景は、翔くんの音によってもたらされるものです。ですが、12月に入ってから、きやまときたさんによるduoのパート、ほとんど無音で稽古してしまった!稽古場に2人しかいない、ことが多い、としても、ならば、音が情景なんだから、稽古方法をもっと考えるべきだった。そして無音というのは最強の音楽なのかもしれない。わたしは音について無理解でした。無音の時間帯を無造作にぶっこむとは無意味なことでした...
2020.12.06 05:04duoのアウトライン先週、アバンギルドでのfour dancersを踊り終えました。本調子ではなかったものの、だからこそ(?)心も吹っ切れたようで、きたさんからも「風通しがよくなった」と言われました。抜ける風、といえばきたさんのダンスには「軽み」があり、稽古毎にその風を感じている。吹き抜ける風の影響なのかも、と思いました。現在年明けの「情景を踊る」、お稽古まっただなかです。きたさんとのduo、アウトラインを描いていま...
2020.11.19 17:03きたさんsolo、冊子のこと先日はきたさんsoloを通しました。今回の「情景を踊る」は、きやまsolo、きたさんsolo、きやま+きたさんのduoの3本立てとなっております。「白馬駅には到着せず、南アルプスの地下水脈にたどり着く」そういうsoloでした。下へ下へと潜っていくきたさんを見て、またそこから上へ上へと漂う水蒸気が見えて、わたしとしては生理的にしっくりきたのですが、、当のきたさんは「何ができたのか定かでない」とのコメ...
2020.10.24 14:38音が振付音楽を作ってくれている瀧口翔くんが稽古場にスピーカー5台を仕込んでくれて、それで動いてみました。むっちゃ踊りやすかった。音が体に入ってきた。シャワーみたいに音を浴びる感じ。今も皮膚の感覚で音を覚えている。その感じをもって今日はひとりで動いてみた。音が体になじんでいます。今回の作品「情景を踊る」は音そのものが振付です。きやまのソロパートと、きたさんのソロパートを今作っています。別々に作っています。お...